和尚さんのはなし

 父の13回忌が行われた。
お経をあげてもらい、お焼香をあげて、
すべて終った後に説教があります。


こちらの和尚さんは必ず仏教の考えを、
判りやすく噛み砕いて教えてくださいます。

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 人間の死とは体から魂が開放されたと言うことであり、
肉体は滅びても魂は残る。


死とはすなわち来世の誕生日である。
13回忌は馬で言えば成人を表すとき。
そろそろ生まれ変わった魂も大人になってきた頃である。


また、ご家族の方々も仏様に一区切りつく少しほっとした、
安堵にも包まれる忌であります。


それは成人すると言う意味からも、
この忌を理解しやすいかも知れません。


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と仰っておりました。


さっと短く的を得たお話。
和尚さんは話すのも上手じゃなきゃいけないのだなぁ〜と思いました。