妊娠・出産1

【我が家の場合編】 

 妊娠した→産む病院を決める→検診に出産まで通う。

というのが病院でのやり方だと思います。気になるのが病院を決めるというところですが、例えばああなったときこの病院はダイジョウブ。こうなっても大きな病院と提携しているから安心。と、なってもいない緊急のことを考えて決めるらしい。


 ひとつ気になるのが、赤ちゃんの環境はどうなのか?それもとても大切な事だと思います。産まれたら、お母さんともに静かな部屋で過ごし、最初のウンチ(カニババという宿便)をきれいに出して、母乳で育てる。初乳には毒があり、それを飲み出すことで赤ちゃんのお腹はきれいに掃除されて、新たに栄養を取り組める状態になります。


 それが今の病院では出来ないところが多いらしい。産まれたら赤ちゃんとお母さんは別の部屋。すぐにお湯につける。カニババをださずにあたえてしまう。お母さんの部屋にはテレビやラジオ。すぐにシャワー浴びたり、立ち上がったり、しまいには立ち会い出産などを勧めるところもあるそうです。

 これらはみんなアメリカの影響らしいのですが、命に流行りはあっていいけないと思います。

 毎週来てくださる、98歳のおばあさんに昔はどうだったの?とたずねると、

「産後は一生の病気といわれて、とにかく寝かされていた。カニババは赤ちゃんもそうだけど、死ぬときも出るんだよ」といろいろ教えてくれました。

風呂は?

「もともと毎日入らなかったから、風呂なんて忘れた頃にやっとはいるぐらい」

「産むギリギリまで畑仕事をしていて、もうだめだというときに産婆さんを呼びに行った」「産まれた赤ちゃんは毛ふさふさしていて、おっきかった」


だそうです。


 我が家でも出産にむかい毎日話しかけていますが、回りでは、あの病院は受け入れがどうのこうの、こっちの病院は何とかがあるから安心。などという話ばかりが飛び交い、肝心の出産の環境は?・・・


 「妊娠は病気じゃないから働けと、甘やかされなかった。今は出産が病気になって、病院じゃないと産めない時代になったね」とおばあさん。

少し過敏になりすぎているのも、昔に比べてからだが弱くなった。医学の進歩で、昔は死んでいたのも生きられるようになった。この2点ですが、妊娠する前に整体であることが一番楽に過ごせる急処であると思います。