うらやましい話

zi-zi2008-12-29

 この間、ある友人宅におじゃましてきました。
このおうちには薪ストーブがあり、なんともお洒落な感じなのですが、薪集めにはなかなか苦労が要るようです。

 都会でまねしようものなら、まず薪は買わなきゃならない。置き場所も必要。おうちのスペースもそれなりに。そしてあまり気密性のたかい住宅だと向かないかもしれませんね。

 これが田舎であれば、置き場所は苦労しない。薪はその辺から取ってくる(ある程度)。古い家なら、すき間が多い為、空調にはそれほど気にしなくてよい。などの利点があって、かっこいいから、お洒落だなどの理由からお手軽につけると失敗するかもしれません。


 以前、ニュージーランドにホームステイしたとき、どこのお宅でも巻きストーブなるものを使っており、薪は頼めば業者が庭にどっさりと、トラックの荷台からそのまま下ろした状態で届きます。

 それを一応置き場らしきところにおいて、家の薪置き場になくなったら補充して、使ってゆくというサイクルなんですが、これはある程度のスペースがあるからこそ出来るもので、都会のマンションではまず無理ではないかと思われます。

 田舎暮らしなるものが最近流行って、都会に住む人が“田舎”と呼ばれる土地に引っ越して、余生を過ごすなんていう話をよく聞きますが、これもこのような事から出る発想なのかと。

 要は、狭いんですよ。都会は。
スペースに余裕が無い。そういうことで、気持ちにも余裕が無いというか、電車に乗ってもみんな怒ってる顔している。なんで怒っているのだろう?と聞きたくなるぐらいの顔してます。私だけでしょうか?こんな風に見えるのは・・・

 田舎なる所で、冬は薪ストーブに火をくべて、「お父さん、火が消えそうだよ」「おっと、うっかりうたた寝してた」なんていう余裕がある暮らしがいいですね。