美男・美女

昔の話。
とっても美人の女の子がいました。
すごくキレイなんです。
誰に聞いても「きれいだよねぇ〜」
      「びじんだよなぁ〜」
と、みんなが認める人でした。


そんなある日、彼氏がいるとのうわさを聞いて、
みんなで見に行ったことがあります。

見た瞬間、一同

「えぇ〜〜〜〜〜〜〜っっ!!」


どこがいいんだよ!俺の方がぜんぜんいけてるジャン。
非難伐採の雨あらし。ひどいですねぇ〜。


 今となれば冷静に考えられますが、
その人(キレイな子)にとって相手の方はかっこいいわけで、
なにも周りが決めることではないはずです。

なのに勝手に不釣合いだの、不細工だの、言いたい放題です。
たしかに私もどこがいいのかナ?と思いましたが、
単なる嫉妬であり、悔しさや、うらやましさがそうさせたのではないか?
と、思うのです。


えらそうなこと言ってますが、
そんな私もモテナイあまりに、
『顔なんてしょせん頭蓋骨を覆っている皮膚だ!!』
なんて、負け犬振りを発揮していましたが、
顔はその人の勢いなりに、良くも悪くもなるものです。
犯罪者は「あ〜やっぱり」って、
そうゆう顔になってくるでしょ?


 人の良し悪しは見た目も大事だけど、
やはり自分にとって心地ち良いかどうか。
どう写るかはその人にしかわからない。
ちょっとした仕草や行動が胸をときめかすことがあり、
あっ、いいなぁ〜と感じる。


誰もがりかちゃん人形のセットのように、
美男美女ってわけにはいかないでしょう。


そんなココの主人(私)もどちらかというと、
ぶ男??なのかナ。