整体的発想3
整体には必衰の技術の中に整体体操というものがあります。
この体操はラジオ体操のように、
「さあみんなでやりましょう」
というものではなく、体を変える修正する一つの方法です。
一人ひとりからだが違うように、
体操もみんな違います。
この体操を正確に指導、誘導することが要求されますが、
正確にわかるには、自分の体でも理解していないとできません。
要は自分が整体でないと整体はできません。
ということです。
動作に正確さが要求されるため、
決まれば大きな効果が期待できますが、
外見だけまねしたところでは難しい。
ゆがみをとる体操なので、
簡単にできるものはやる必要がありません。
できないからやるのです。
挑戦するのです。
やりにくい、できないは、
その動き筋肉を使ってない、使えないということですから、
使うことでからだの働きをよくしようとする整体体操は、
やりにくい、できないというものを見つけて指導するかたちになります。
体をゆっくり動かすと、
詰まっている関節や、硬くなっている筋肉がハッキリして、
問題点が表面化します。
早く動かす、勢いをつけての動きはごまかせます。