念ずれば現ず

 心に決めたことは必ず叶うという整体創始者の言葉ですが、叶わないのは最初に「念じたとおりに行くわけが無い」と決め付けている人で、そう思っていることが実現しているので、結果としては叶っているのかもしれません。


 そうはいっても、どうしても迷ったり、疑ったりしてしまうもの。これを純粋に信じれるかどうか?が結果に大きく左右すると思います。

 例えば、「こうなったらいいなぁ」と思う反面「そんにうまくいくわけが無い!」と、どこかで自分の願いを否定しているわけです。「一億円今すぐ欲しい!」という欲望タップリの邪念とはちがって、純粋に思うというのが一番大事な事ではないでしょうか?


 子供が少し前まで、「サンタさんウチにはいつきてくれるかな〜」と本気で思っていて、その輝いた目を見ると、本当に来るかもしれないな。とちょっと思ってしまった。それが段々と成長するにしたがって、「サンタさんはいない」というのがわかってきて、これも「サンタはいない」という念ががかなってしまっているわけで、そう考えるとたしかに現じてはいるけれど、マイナス面がつよいなぁ〜と思います。


 なんか、寂しいですね。


 商売にしても設ける為にやるわけですから、最初から「そんなにうまくいくわけが無い」と決めてやるなら、やめた方がいいと思います。たいていの大人は「社会はそんなに甘くない」などと、夢をぶち壊すようなことをいいますが、なにもその方が憎くて言っているのではなくて、自分の経験を照らし合わせて、苦労の面を強く押し出してしまっているのではないか?と、思うのですが・・・どうなんでしょうか?


 だったっら、後押しする立場としては「念ずれば現ず」を活かして、自分ができると思ったら必ずできるんだということを教えてあげればいいじゃないか。それを、「商売というものは、@:▲□○・・・」とそちらの説明をされると夢も希望もうせてしまうと思います。


 「何かやりたい」というときは希望に満ちているわけですから、先駆者の後押しとしては、苦労話や非難ではなくて、こころのサポートではないか?そして成功するまでやり続ければ、願いは叶ったことになります。「成功とは成功するまでやる続けることだ」と誰かのエピソードであったような、なかったような。