育児3

【上の子の熱】

 二人目が産まれると不思議と上の子は熱を出します。必ず熱かどうかはわかりませんが、私の知っている限りでは、そういう時期が来るみたいですね。ある子は熱を出して喘息のようになったり、ある子はゲーゲー吐いたりと、それぞれ違うようです。


 100%そそがれた愛情が、妹や弟が出来ると半分になるために、寂しくなるのか?自己アピールなのか?わかりませんが“病気”と呼ばれるもので、その存在を示すのではないかと我々はみます。


 その点、下の子は例え50%の愛情だとしても、それが初めてなので100%だと感じます。その分気楽です。
しかしおねえちゃん、おにいちゃんはそうはいかないらしく、行き場の無い要求や欲求を自分にぶつけていくのでしょうか?


 そうやって成長していくのだと思いますが、下の子は下の子で、おねえちゃん、おにいちゃんにとにかく“いじられ”ます。生きたおもちゃをあたえられたような感じで、そりゃもう大変です。それをお母さんは怒るものだから、わかっているけれどどうしていいかわからない葛藤が爆発して病気になるのではないか?


 大きく年が離れていればそうでもないらしいのですが、2〜3歳ぐらいの差では、いじくりまわしてすごいらしいですどこでも。でも、それがいい刺激となって強く育ちます。


 育児に対しては経験があるので、最初の子とは違って、親も周囲もそれほど神経質にならず、平気へいきといっては、(いいかげんとまでは行きませんが)ある程度“適当”になります。


 それが意外と良かったりしまして、たくましく育っていくのです。上の子と比べると成長の度合いが早く、一ヶ月後の体重で1キロ以上の差が出ます。また周囲も慣れているので、それほど注目されず割とそういうストレスなく自由に過ごせますしね。(初孫だといろんな行事やらでさわがしいですから)


 この自己アピールとしての病気をどう見るかが非常に大切なのですが、ウチの子の場合、背骨のある一点がボコッと飛び出して、高い熱と鼻づまり、最後の方で目の充血と続きました。これらはすべて風呂で対応しました。風呂の温度、入り方、入れる時間。それをうまく使って、必ず下の子より先に入らせるという方法で試してみました。


 自己アピールと言うことで考えたならば、風呂は上の子先に入って「次ぎいいよー」と呼びにいったら下の子が入れるといった、ある程度自分でコントロールしているような感じになっている事が、非常に満足しているようです。これは他の方にまだ確認してませんが、お姉ちゃん、お兄ちゃんの絶対なるものが各家庭にはあるようでして、それをその子の要求に合わせたもので決めてあげると良いようです。


 私の卵焼きは半熟だとか、この席は僕の場所だなどなど。みんな違うので面白いですよ!

 そういうお話をいろいろ情報として聞いているのですが、面白いですね本当に。これらを指導にうまく取り入れられないものかと一応記録にしたり、工夫していますが、やっぱり自然に思った通りにやるのが一番いいですね。