手と足が一緒だよ
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赤ちゃんが歩き始めて、慣れてくるとやがて走ります。
幼児になれば当たり前のように、手と足を交互に振って
走ることが出来ますが、最初は出来ません。
足は動くけれど、手はそのままか、挙げるか、下げるか。
ドタバタと走ります。
この時期の子供は手足がナンバ走りのようですが、
それは捻じって使うことをまだ覚えていないからです。
体を捻じって推進力として前に進む、
通常の走り方が出来るのはもう少し後で、
腰が出来上がるまではしばらくドタバタという足音が響きます。
大人がドタバタするとするとうるさいのに、
子供のドタバタは心地いいものです。
家族の足音というものがあって、階段を上がってくる音で、
誰が来たというのがわかる。
それぞれ特徴があって、
毎日聞いているうちに体で覚えてしまうから。
大人のドタバタは腰が硬い場合です。
叩きつけるようにして腰に力を加えています。
それぐらいしないと動かないぐらい硬くなっている。
特に階段を上がるときに良くわかりますね。
また、ズルズル引きずるように歩く場合は腰が下がっています。
これはお年寄りに多い歩き方です。
いずれにしても腰が足音に関係あるのですが、
子供の場合は、手と足のバランスがまだ取れないために、
一歩一歩が踏ん張る形になって、ドタバタとなります。
「あ、〇〇がきたよ」とすぐにわかるなど、
親の目を引くためにドタバタするのかもしれないですね。