整体発想6

 捻挫の処理は早いほど良い。
ひどく熱を持つ場合を除いては、
関節をはずし腰を締める。
その後蒸しタオルを当てると経過がいい。



たいてい冷やす、固定、安静とライスの法則に従うと思います。
私も以前はスキー場でレスキューの仕事をやっており、
そのように信じて疑いませんでした。


整体で捻挫がよくなるのか、!!?


はじめて習ったときは、
それはもう驚きました。


今までやってきた事の逆、
斬新でした。


「知らなかった・・・」


これが私の興味を誘い、
整体への道へとどっぷりはまることになったきっかけです。


いまでもあのときのオドロキと、
ショックは思い出すだけで、
「もっと早く知っていれば・・・・」
と、悔やんでも悔やみきれないほどの、
悲しみと、悔しさがこみ上げてきます。


 実際にやってみると本当でした。
現場ではそう出くわすものではありませんが、
間違いありません。


ビッコひいていた足が、
帰りには普通に歩いて帰ります。
あまりひどいときには、
そのようには行きませんが、
たいていのものはものすごく経過が良いです。



あの頃、この技術があればなぁ〜
今でも捻挫の人が来るとそう思います。