元気な体は上に行く!

 子供の寝相を見ていると、どんどこ上に上がっていきます。
布団から飛び出し、どこまで行くのか?
そんな勢いがあります。


整体の現場でも、
仰向け→うつぶせ
うつぶせ→仰向け
など、体制を変えてもらうときに、上に上がる人は元気な証拠です。
逆に最初に位置したところより、下がる人は相当疲れているなと、
想像できます。


上下だけではなく、斜めになったり、やたら右に偏ったりと、
いろいろ特徴があります。
このようにその方の勢いも含め体を読んでいきますが、
疲れているな。はい終わり。
ではなく、なぜ疲れているのか?
をとことん追求していくわけです。


体の中の様子は見ることができませんが、
このように動きとなって表れることがあります。
ですから、いつも見ている方が、
下がるように体制を変えたときは、
「おやっ」
と思うわけです。


整体は目が見えない人にはできないといわれていますが、
このような理由も含め、うなずける点が多いいですね。