クーラーについて

 これだけ暑いとクーラーに入っている人の方がからだがゆるんでいる。それが現実のようです。

通常汗をかけば体温が下がるのですが、体温にちかい外気温下ではかわらない。絶え間なく出続けるだけ。かといって汗をかかないと、体の要らないものは溜まるばかりです。こういった矛盾が環境によって揺らぐ私たちの体の中では常に付きまとうものではありますが、その環境自体を自分で作るというのが今後必要になってくると思います。


 そこで、クーラーで空気を冷やし体を冷やす。それでも足りないときは中からも冷やす。環境を作る一番手っ取り早いのがこの2点だと思います。現場で来る人にクーラーを使っているかについて聞いてみたところ、クーラーは体に悪いと決め込んで使わない人が多い。そうやって我慢している人の特徴はどんな感じなのだろうか?そこに注目してからだをみていますが、まだ答えには至ってません。


 往診の患者さんで、クーラーはあるけれど好きじゃないという理由で使わない人がいます。かなりの高齢の方なので、いまさらあれこれ講釈たれても、昔そんなものが要らなかった時代をよく知っている方には通用しないだろうと黙っていますが、さすがにきついです。


そこまでは歩いていくのですが、まず到着して汗だく。操法して汗だく。帰るのも汗だく。シャツの色が変わるほど汗が出てちょっと恥ずかしいです。私は人より汗かきなのだろうか?操法が下手で余計汗が出ているのだろうか?そう思うほどでます。体温計は34度を示しています。やはりクーラーは必要だと私は思いますが、いかがでしょうか?