立った、たったよ

かまり立ちはいつもやっているのですが、気がつくと突然その場で立ち上がります。重たいものを背負ってスクワットをしているような感じで、フラフラしながらじわっと立つ。そのまま少し停止してすとんと、おしりから着地。

それをみた家族は「立った!」と大騒ぎになって、「もう1回やってごらん」と催促してみるが、今度はやらない。自分の好きなときに、いつの間にか立っているという感じです。


立つということは腰がだいぶ安定してきたことを表します。そこから歩くとなると、重心の移動があるので、たつだけでもフラフラしている今はまだ難しいようです。

そこで歩行器が活躍するのですがこれは便利ですね。面白いことに、はじめのうちはなぜか後ろにしか進めません。本当は前に進みたいのに、足を動かすと後ろに行ってしまう。


これは仰向けで足をキックする動きですが、前に進むとなると足を後ろに反らす動きが必要になりますが、まだ使い方がわからないようです。


それでも続けているうちに前に進むようになりますが、支えの歩行器がないとその一歩が出ない。支えは腰です。安定して初めて一歩が踏み出せます。一歩出すということは、片足で立つということですから、さらに試練は続きます。


かまり立ち→その場でたつ→歩き出す。最後の歩き出すまではちょっと時間がかかりますが、あまり早い歩きは自分で獲物を捕りに行くという行為で、栄養面で問題がある場合があるので、一概に喜べないこともあります。


それでも成長の度合いをわかりやすく示す行動ですので、見ているほうとしては嬉しいですね。